ポケモンGOについて
前回に引き続き真面目に説明していきます!
とにかくこのゲームの根幹はポケモンを「捕まえる」ことです。
まず、プレイヤー(しばしば原作どおりに”トレーナー”と呼ばれます)は実際にその足で外を散策し、様々なポケモンを捕まえ、自らの「ポケモン図鑑」を埋めていきます。
と、その程度のコンパクトな認識がプレイ初日あたりには都合がよいです。
それというのも、
拡張現実(AR)の中でユニークなデザインのモンスターが現れる
そいつに向かって画面をスワイプしモンスターボールという球体を投げつけて捕獲する
捕獲したモンスターを画面の中でくるくると360度まわすことができる所有感!なによりキャラデザが秀逸で鑑賞としての価値がある!
9年もやっていると極めて普通なことなのですが、本来ならば人類にとってはこれだけでもう脳の処理が大変なことになってお腹いっぱいなはず。。
そう、だからそれだけで十分なのです。
ですが、この視覚体験はいずれ、悲しいもので当たり前に感じます。それだけのゲームだったのなら、私はここまで長期的にプレイすることなどなかったでしょう。
慣れてくると、ようやくゲーム性と向き合うことになります。
たとえば「捕まえる」だけでもゲーム性が多分にあります。
「色ちがい」「個体値」「サイズ」「アメ」
この4つの要素によって、ほぼ「捕まえ」終えることはありません。
1.色ちがい
多くのポケモンには色味の違ったバージョンが存在し、その出現確率はおよそ0.2%といわれていますが、それを捕まえることは「コレクション」欲だけを満たすものであり、ゲームを展開する上で有利になることはありません!
2.個体値
ポケモンの各個体には「こうげき」「ぼうぎょ」「HP」の値があり、それらは「バトル」において重要となります!すべてが最高値の通称「100」と呼ばれる個体を求めることはもちろん、「こうげき」が0の方がいいなど局面によって最適な値があります。
3.サイズ
各個体には小数点単位の細かさで体重と身長が記されていますが、これにはポケモンの大きさを競うコンテスト「おひろめ」が実装された2023年以前に意味はありませんでした!「おひろめ」についてはまたの回で!
4.アメ
上記は理想の「個体」を探すことにフォーカスしていますが、そもそもどんな個体だろうとたくさん捕獲する必要があります!なぜなら、ポケモンは進化やパワーアップすることがとても重要なのですが、そのためのコストとして「アメ」を数百個以上使用する必要があります。
「アメ」はポケモンの捕獲時に一緒に獲得しますので、「アメ」のために捕獲するという感覚になってきます!
以上、なぜ捕まえるのか、そして捕まえ終えることがないということについてお話ししました!
それでは、次回「どうやって捕まえる?」でお会いしましょう!
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