〜“食”で人を惹きつける、1日の舞台裏〜
大分県府内町で活躍するフードコーディネーター・Miyukiさんに、ある1日の過ごし方や仕事への想いについてインタビューしました。華やかに見える仕事の裏側には、たくさんの工夫と情熱が隠されていました。
Q:今日は朝からお忙しそうでしたね。どんな1日だったのでしょうか?
Miyukiさん:はい、今日は朝8時から地元の中央町の市場で食材の仕入れをしてきました。今日の収録のテーマが「春野菜を使った家庭料理」だったので、旬のスナップエンドウやタケノコ、ベビーリーフなどを探して。市場の人たちとも顔なじみなので、いつも楽しく仕入れしています。
Q:仕入れた食材は、すぐに調理に使われるんですか?
Miyukiさん:はい、そのまま10時にはスタジオ入りして、すぐに仕込みに入ります。撮影では、料理の完成品がカメラ映えするように、盛り付けや彩りまで気を配らないといけないんです。調理だけじゃなく、お皿選びやクロス、カトラリーなどのスタイリングも大事な仕事です。
Q:収録は緊張しませんか?
Miyukiさん:もう慣れましたけど(笑)、最初は緊張して手が震えてました。でも今は、出演者さんと一緒に楽しみながら料理できるようになりましたし、視聴者の方に「おいしそう」「作ってみたい」と思ってもらえることを第一に考えています。
Q:撮影後も仕事が続くんですね?
Miyukiさん:ええ、片付けをしてからはスタッフの方と簡単な打ち上げのような“おやつタイム”をすることもあります。今日は余った材料で即席のスイーツを作ったんですよ(笑)。こういう何気ないコミュニケーションも、次の仕事に繋がることがあるんです。
Q:夕方には別の打ち合わせがあったそうですね?
Miyukiさん:はい、府内町にオープン予定のカフェのメニュー開発のご相談をいただいていて。地元の野菜を活かしたランチや、季節感のあるスイーツの提案をしています。「食」で地域に貢献できるって、本当にやりがいがありますね。
Q:最後に、今後の夢や目標を教えてください。
Miyukiさん:大分の良い食材をもっと多くの人に知ってもらえるように、イベントやレシピ発信にも力を入れていきたいです。食って、誰にでも身近で、でも人を笑顔にする大きな力がある。そんな“食の魔法”を、もっと広めていけたら嬉しいですね。
地域に根ざしながら、食を通して多くの人の心をつなげているMiyukiさん。彼女の1日は、丁寧な準備と細やかな気遣いにあふれていました。
これからも、府内町から生まれる“おいしい物語”に注目です!
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